本日は、1日中晴天でした。
要請は2件いただきました。
内訳は、内因性1件・外因性1件、現場出動1件・キャンセル1件、北アルプス広域から1件・上田広域から1件でした。

お蔭様で6月も安全運航ができました。
県内の消防機関の皆様、御協力有難うございます。

長野県内では、スポーツや観光で人口が増加する時期があります。
また、各種大会やコンサート等で局地的に人口が多くなる地域もあります。
このように、「一定期間、限定された地域において、同一目的で集合した多人数の集団」をマスギャザリングと呼びます。
マスギャザリングでは、その地域に発症する病人や怪我人の数も増大します。
医療機関の態勢作りも重要です。

イベントを主催する団体から、事前に消防機関や医療機関へ連絡をされることもあります。
その際は、イベントの参加人数や予測される重症度から救護・医療体制をシミュレーションします。
重篤な傷病者が発生する可能性が髙いと判断されれば、イベント会場近傍に救急車を配置させたり、ドクターヘリが着陸できる場所を確保するなどの計画が立てられます。

現状は、消防機関や医療機関への事前連絡は、イベントを主催する団体に判断が任されております。
多くの人が参加する危険なスポーツ競技大会でも、消防・医療機関に連絡がないこともあります。
これから夏のイベントが県内各地で多数開催されますが、是非イベント主催者には、消防機関と医療機関への事前連絡をお願いしたいです。

本日の担当は、フライトドクター「GUMI」とフライトナース「こ」でした。
7月も宜しくお願いします。

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