本日天気晴朗なれど要請なし。16時すぎまで待機しておりました。
午前中こそ、農作業による重症外傷症例など来院して慌ただしい雰囲気でしたが、午後からは救命センターも落ち着いておりました。

16時過ぎに出動。
遠隔地の診療所から消防に要請が入りました。
転院搬送というわけではなく、ドクヘリスタッフに収容先等も一任するとのことでした。

診療所近くに着陸地点が登録されておらず、離れた着陸地点に着陸。
こちらに向かう救急車を消防車両に乗り込んで迎えに行きます。
ランデブー＆Goという方式ですね。

途中の路上で接触し、救急車に乗り込み診療開始しました。

無事に病院収容し「シームレス」な治療を行うことができました。

日は傾きましたが日没までにヘリは空港に帰投できそうでした。

 

今回のように遠隔地の診療所の補完としても、ドクターヘリは有用と思われます。
ただし、近隣の着陸地点の選定や情報伝達の段取り等、まだ整備すべき課題は多い様子です。

そういえば、南信の某診療所に長らくお勤め頂いた先生が退職なされたとのこと。ご連絡をしばらく前に頂きました。事故現場にも登場し、休日にも出勤し年配の先生なのに精力的に働かれておられた姿が印象的でした。
遠隔地医療、診療所との連携も今後の課題です。

 

本日の担当は、最近出動の少ない組み合わせの「た」と「こ」でした。

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