2016.09.05
みなさん、こんばんは。
FDr「じょーじ」です。
本日は不安定な天気ながらも3件の要請があり、うち2件を対応させていただきました。
1件は雨雲と睨めっこしながら分刻みで判断しなければならない事案であり、雨雲からギリギリ逃げるような形での搬送でした。
ご協力頂いた関係者の皆様には大変感謝いたします。ありがとうございました。
本日は幼児の転院搬送がありました。
乳幼児の搬送では、常々『機内で安静にしていてくれるだろうか』という心配がよぎります。
親御さんが同乗していただければ安心しますが、本日はOJTの搭乗がありましたので親御さんの同乗はありませんでした。
病態により、安易に眠り薬を使うわけにもいきません。
となると、フライトスタッフで何とか頑張るしかありません…。
どうする?
なにか安心させるものはある?
紹介元の病院へ迎えに行くまでの時間にスタッフは(それなりに)真剣に考えました。
結果…
使い捨ての手袋で作成したウサギモドキちゃんです。
(一応、ア○パ○マ○モドキちゃんも作成しましたが、撮影には及ばす…。)
いろいろとツッコミの声が聞こえてきそうです。
背景に見える諏訪湖も笑いをこらえてこちらを眺めているのが容易に想像できます。
しかし、機内で何か作成するにはこれが限界かもしれません…^^;
(絵心はどうとかの質問はお受けいたしかねます(笑))
結局、本事案のお子さんは、母親の手から離れたとたん泣きじゃくりました。
当然、こんなウサギモドキちゃんなどの登場には見向きもしません。
ヘリに登場後しばらくして、いっぱいいっぱい泣いて泣き疲れたのか、FNs「Boo」に抱かれながら眠ってしまい、無事に転院先へ送り届けることができました。
スタッフの努力は、親の愛の力には到底及ばないことを実感するのでした。
精進します。
本日のフライトはDr「じょーじ」、Ns「Boo」、OJT「OKADA」でした。