2013.02.14
本日の要請は1件。
要請内容からは、様々な状況が予想される事案でした。色々悩みながら、治療の準備をして現場まで向かいました。
現場付近になり、救急隊から追加の詳細な情報が入り、ようやく状況がイメージでき、活動内容を決定することが出来ました。
ヘリポートは10~20cmの積雪でしたが、着陸することが出来ました。
中央の白いところが着陸した場所ですが、上空からでは積雪状況は良くわかりませんね。
着陸後に医師、看護師は50m先の救急車まで走ったのですが、途中に登り坂があり、荷物を救急隊に持ってもらったりし、雪に足をとられながらやっとのことで汗だくになりながら救急車にたどり着きました
患者さんの治療を開始し、今度は搬送手段を考えなければなりませんここでもまた、ヘリなのか、救急車なのか、悩みました。
ヘリであれば、自分たちが来た雪道を患者さんを人力で運ばなければなりません 一方で、救急車であれば、いちばん近くても30分位時間を要す場所でした。どちらにしようかとても悩みました
結局、安全で確実性を一番に考え、救急車に医療者が同乗(ドクターカー方式)して搬送することにしました。
無事、全身状態の安定を保ちながら病院まで搬送することができました。
色々悩みながらの活動したが、本日要請いただきました伊那消防の皆様の機敏な動きに感謝です
特に、隊長さんの隊員への指示出しによる分業や我々ドクヘリスタッフとの情報共有・協働は素晴らしかったです。
救急隊のみなさま、御協力ありがとうございました。
本日の担当はDr「GUMI」とNs「こ」でした。