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スキーパトロール隊研修会

本日は1日中晴天でした。

 

午前中、佐久機は何度も出動していましたが、松本機は要請はありませんでした。

午後は、長野県スキー連盟の企画で、スキー場パトロール隊研修会でドクヘリを出動させての実技訓練を予定していました。

会場は、ピラタス蓼科スノーリゾートでした。地元の諏訪広域消防(茅野署)の協力を得て訓練が計画されました。

 

午後1時30分に訓練に向けて当院屋上へ行きヘリに着座したところ、本要請がかかりました。

現場は、東信地区のスキー場からの要請でした。

佐久機が別件対応中につき、松本機が出動することになりました。

ご存知のとおり、訓練より本要請の方が優先されます。申し訳ありません。

 

現場へ向かい飛行中、傷病者の追加情報を基に現場活動をシミュレーションしていたところ、消防無線で「信州ドクターヘリは救急事案に出動のため、訓練に参加できなくなりました」と傍受できました。

ここは、諏訪広域の消防無線が良く聞き取れるなと思い、外を眺めると、なんと研修会に参加されている多くのパトロール隊の皆さんがいました。申し訳ありません。

P1000560ヘリの窓から見えたスキーパトロール隊の皆さん

お蔭様で、傷病者は無事に佐久総合病院へ搬送することができました。

P1000571佐久総合病院の屋上ヘリポート(ヘリは松本機です)

今回の訓練で、スキーパトロール隊の皆さんにお願いしたかったことは以下の通りです。

1.傷病者が発生したらすぐに119番通報

2.スキーパトロール隊の皆さんが管轄するスキー場内のヘリ離着陸地点の確保(事前のシミュレーション)

3.ヘリが離着陸に必要な広さ等の条件(地元の消防機関で確認)

4.傷病者をヘリポートへ移動するための搬送手段と導線の想定

5.地元消防機関とスキーパトロール隊との通信手段(ドクヘリとは直接交信できません)

6.着陸地点の目印として、バスクリーン・色水・発煙筒等の準備

 

是非、地元の消防機関との連携により事前にシミュレーションして、傷病者の早期医療投入にご協力をお願いします。

そして、再度同様の企画を長野県スキー連盟の皆様にお願いします。

 

本日の担当は、フライトドクター「GUMI」・フライトナース「ぴぃ」・「」OJT「ま」でした。


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